長年やってきたチームでのシステム開発で気を付けていることを記載します。
色々な考えを持つ人達と組んで開発を進めるため、円滑に進めるためにも工夫は必要です。
私の考えとしては作っておしまいではなく、その後も正しく運用できるシステムを作りたいと思い開発を行っています。
そこで、開発で重要だと感じることをコーディング4つとコミュニケーション3つに分類しました。
この記事では、コミュニケーション3つの気を付ける事を記載します。
・何をしているか共有する
・勝手に直さない
・適材適所になるように会話を行う
では、実際にどのようなことを気を付けるかを記載していきます。
コーディング偏はこちら
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★コミュニケーション
目の見ての会話が一番よいですが、今は、離れた海外拠点での開発もあるため、必ずしも目をみて会話ができないことがあります。
また、集中している時はもくもくとやりたい人も多く、チャットなら返せるけど会話したくない人も、エンジニアには多いと思います。
私も開発中はなるべく、それだけに集中したい人です。
会話がすこし億劫でも、チャットなどではしっかり意思疎通を行うようにしています。
それを怠ると後々、何倍もの作業をするはめになることを知っているからです。
★1.何をしているか共有する
作業を始めるときは必ず共有するようにしています。
そうすることで、同じ作業をやるという最も無駄なことを省けます。
皆、何してるかわかってるだろうし、これは自分の作業だからと誰にも何も言わずに作業を進めてもいいじゃんと思うかもしれませんが、予想だにしないことをする人っているんです。
相手からしたら自分がそう思われているかもしれません。
そのため、しっかりと
「今からこれやる」とか
「~~~で詰まってる」とか
「今日中に終わる」
など、なるべく情報を共有するようにしています。
共有することにより、お互いの状況が理解し相互フォローがしやすいためです。
リーダーの場合は、どんどん聞きにいくようにしています。
コミュニケーション1つでチームの雰囲気は、がらっと変わります。
いいことだらけです。
★2.勝手に直さない
コーディングをしていて、関係ないところでバグを見つけたり、 何かおかしい記載があったからといって、個人の見解で勝手に直してはいけません。
一人で開発してるならそれでいいですが、他の人が関わる場合は非常に危険です。
自分が理解していないだけで、それが合っている場合もあるし、別の人が直す予定になっている場合もあります。
何よりそれで現在動いているのであれば、それが変わるということは予期しないところで仕様が変わってしまうことになります。
おかしいと思ったら些細な変更でも皆に共有して、直してよい。となったときだけ直すようにしないといけません。
そして直すという場合は、その分の関係するところ全てテストすることになります。
今やらなくていいよとかに話し合ってある場合もありますし、チケット切っておいて終わったら別工数でやる場合もあります。
いずれにせよ、担当中の開発から外れる部分での勝手な修正はやらない方がよいですね。
以前、それで勝手に直した人がいて、大きな問題になり大変な事件に巻き込まれたことがあります。
リカバリも大変になってしまうので、気をつけましょう。
開発リーダーなどの場合は、余計な修正が行われていないかは気を付けたほうがいいです。
★3.適材適所になるように会話を行う
私がPLとかの管理側にいるときですが、朝会などで状況をヒアリングし、どうも無理そうな雰囲気や口調であれば、まずは状況と何で詰まっているか、やりきれそうかなどをしっかりと聞き作業を入れ替えたり、自分で作ったりします。
思考も色々あるので、どうしようもない場合もあると思っています。
どう考えても終わらなかったり、自分がやれば全体的にうまくいくってなった時はどんどん作ります。
リーダーだからとか、若手だからとか関係なく全体で終わるようにするのが一番で、次に成長を考えるでよいと思ってます。
成長のためにという理由で無駄にプレッシャー与えられても、やりきれる人とそうでない人もいるので、適材適所をうまく割り当てて、全体でうまく終わらせることを目標にしています。
大きな案件をこなせたらチームとしての自信につながりますからね。
日ごろから会話を行い、なるべく適材適所な作業を行えるのがよいと考えています。
★まとめ
コミュニケーションをしっかりと取ってミスやバグ、無駄な作業を減らしていければと思います。
コミュニケーション苦手だから、プログラマーなるとかいう人も前見たことありますが、コミュニケーションを必要としないのは、一人で企画から開発までするものに限ります。
全ての工程で ITも コミュニケーションは大事ですね。
開発だからといってコミュニケーションをないがしろにすると大体失敗してます。
面接とかいったら執務室の中を見せてもらって会話がなければ危険ですよ。
しっかりと意思疎通を図れるようコミュニケーションを行い、平和な開発を行えるように全員が心がけていきましょう。
読んで頂き、ありがとうございます。
この記事が誰かにとって、一つの参考となれば幸いです。
私自身、これからも好奇心・感謝・努力を忘れずに精進していきます。
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